イルミネーションのイベント企画|点灯式の演出と冬の夜の集客アイデア、ライトアップ会場の条件まで

イルミネーションのイベント企画|光を見る夜から、光に包まれる夜へ。
シャボン玉おじさん

「点灯式は盛り上がるのに、30分もすると人が帰ってしまう」「毎年同じ光で、リピーターが増えない」「寒い時期なので、滞在時間をどう延ばせばいいか分からない」。公園や観光施設でイルミネーションを開いている主催者の方から、秋になるとこうしたご相談をいただきます。

イルミネーションのイベント企画は、「光を見る」だけで終わらせず、「光の中で過ごす時間」を作れるかで決まります。冬の夜は寒く、イルミネーションを一周したら帰るのが普通です。点灯式の一瞬と、その後の1〜2時間に「もう少しいたい理由」を置くことが、滞在時間とリピートを伸ばすいちばんの近道です。

この記事では、イルミネーション会場で使える冬の夜の演出を7つ比べたうえで、点灯式の組み立て方、滞在時間を延ばす時間割、会場の条件と雨・風の判断までを、図と表でまとめました。ナイトバブルショーの料金と公演実績はナイトバブルショーのページにまとめています。

神戸イルミナージュのイルミネーションの前で、照明に照らされたシャボン玉が夜空に舞うナイトバブルショー
神戸イルミナージュでのナイトバブルショー。イルミネーションの光をまとったシャボン玉が会場を包みます

筆者はシャボン玉おじさん(野村佳史)です。ギネス世界記録(Longest garland wand・14.317m・2022年11月26日認定)の達成者で、夜のシャボン玉ショー「ナイトバブルショー」で全国のイベントに出演しています。さがみ湖イルミリオン、神戸イルミナージュ、東京ドームシティ、クリスマスナイト in 城山公園など、イルミネーションやクリスマスの夜のイベントでも公演してきました。

40万円〜ナイトバブルショーの料金(税別)
15分×2回または30分×1回
約3時間照明・音響の設営
最短2週間ご依頼から開催まで

冬のイルミネーションイベントが抱える3つの壁

演出を選ぶ前に、冬の夜のイベントならではの課題を整理しておきます。どの壁を越えたいかで、選ぶ演出が変わります。

🥶
寒さで滞在が短い

会場を一周したら帰るのが普通です。立ち止まる理由がないと、飲食や物販の売上も伸びません。

⚡
点灯式が一瞬で終わる

カウントダウンで最高潮になり、点灯した直後から人が散り始めます。山場が一度しかありません。

🔁
毎年同じ光になる

電飾の入れ替えは費用がかかります。「今年も同じ」と思われると、リピーターが来にくくなります。

イルミネーション会場の演出7選|比較表

イルミネーション会場でよく使われる7つの演出を、同じ物差しで比べました。費用感は規模で大きく変わるため、当方のショー以外は「低・中・高」で示しています。いちばん右の列は、来場者がその演出をどう楽しむかです。

演出費用感準備期間許可・届出雨・風楽しみ方
ナイトバブルショー中〜高(40万円〜・税別)最短2週間原則不要(会場の使用許可のみ)本降りの雨・風速6m以上で中止光るシャボン玉に包まれる
プロジェクションマッピング高長い(映像の制作)会場による投影面と機材の雨対策が必要建物に映る映像を見る
花火高長い消防への届出・保安距離が必要雨・強風で中止夜空を見上げる
ドローンショー高長い飛行の許可・承認が必要風・雨に弱い夜空の絵を見上げる
キャンドル・ランタン低〜中中(数をそろえる)火気の扱いに注意風・雨に弱い灯りをともす・歩く
音楽ライブ・合唱低〜中短い音量の配慮屋根があれば可音楽を聴く
温かい飲食の屋台低(出店料方式も可)出店者集めに時間保健所への手続きテントで可温まりながら過ごす

表を見ると、ほとんどの演出は「見る」「見上げる」ものです。来場者が光の中に入り込み、手をのばして触れられるのはナイトバブルショーだけで、イルミネーションと役割がぶつかりません。花火やドローンショーとの共演もできるので、「見上げる演出」と「包まれる演出」を組み合わせると、会場全体の満足度が上がります。花火と比べた違いは花火大会の代わりになる夜のイベントで詳しく比べています。

花火と重なって夜空いっぱいに舞う光るシャボン玉のナイトバブルショー
花火との共演(第47回三田まつり)。見上げる演出と包まれる演出が重なります

点灯式の演出は「点灯の瞬間」に重ねる

点灯式でいちばん人が集まるのは、カウントダウンから点灯までの数十秒です。この山場を一瞬で終わらせないために、点灯と同時にシャボン玉が会場を包む流れをおすすめします。光がともった瞬間に、無数のシャボン玉がその光を映して舞い上がるので、点灯の感動がそのまま次の15分につながります。

開場・待機BGMと場内アナウンスで期待を高める
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カウントダウン司会と来場者で声を合わせる
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点灯の瞬間点灯と同時にナイトバブルが始まる
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15分のショー音楽に合わせて光るシャボン玉が舞う
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写真の時間光とシャボン玉の中で撮影
LED照明に照らされて夜空いっぱいに舞うシャボン玉と、和装のバブルアーティスト
照明・音響・バブルマシンはすべて持ち込み。会場の電源は使いません

曲は、点灯式のテーマや会場の雰囲気に合わせて事前に一緒に決めます。クリスマスの時期なら、煙を閉じ込めた白いシャボン玉「スモークバブル」で、雪が降るような演出もできます。

寒い時期の滞在時間を延ばす時間割

冬の夜の滞在を延ばすコツは、ショーを2回に分け、その間に温かい飲食と回遊の時間を置くことです。15分のショーを2回行うと、1回目を見た家族が「2回目まで会場を回ろう」と残ります。下の図は、17時に点灯する会場での時間割の例です。

17時18時19時20時21時
点灯式
点灯
ナイトバブル
1回目
2回目
回遊・撮影
イルミネーションを歩く・写真を撮る
温かい飲食
屋台・キッチンカー(ショーの間に混む)

ナイトバブルは18:00と19:30の15分×2回の例。実際のご依頼でも、この2回の組み方がよく選ばれています。

寒さ対策は「立ち止まる場所」をあたためる

ショーの観覧エリアの近くに温かい飲み物の屋台や暖を取れる場所を置くと、開演前の待ち時間が苦になりません。ショーは15分なので、寒い日でも小さな子ども連れの家族が最後まで見られる長さです。

写真を撮る時間をつくる

光るシャボン玉は、スマートフォンでもきれいに撮れます。ショーの後半に「写真の時間」を設けると、来場者がSNSに投稿し、それが翌週以降の来場につながります。撮影スポットの案内や、イベントのハッシュタグを会場に掲示しておくのがおすすめです。

光るシャボン玉をスマートフォンで撮影する観客
光るシャボン玉はスマートフォンでも撮りやすい
色とりどりの光に照らされたナイトバブルショーのシャボン玉と観客
照明の色を変えると、シャボン玉の色も変わります

会場の条件と配置図

ナイトバブルショーは、照明・音響・電源・バブルマシンをすべて持ち込んで行います。会場側でご用意いただくのは、主に「場所」と「搬入の道」です。下の図は、イルミネーション会場の広場での配置の例です。

イルミネーション イルミネーション 搬入車両(機材) 車両の乗り入れ・高さ制限を確認 防水シート 8m×8m程度 パフォーマー ■ LED照明 観覧エリア シャボン玉が届く距離で見られる 風向き 当日の風を見て 配置を最終決定

会場でご確認いただきたいこと

  • 車両の乗り入れ:照明や機材を運ぶ車両が、会場の近くまで入れるか
  • 高さ制限:駐車場や屋上を通る場合は、天井の高さ
  • 防水シート:パフォーマンスエリアに8m×8m程度の防水シート(ブルーシートなど)を敷けるか
  • 観覧スペース:シートの前方に、来場者が集まれる場所があるか
  • 電飾との距離:シャボン玉がかかってほしくない電飾や展示物の位置
  • 管理者の確認:建物や設備にシャボン液がつくことの可否
  • 設営の時間:照明・音響の設置に約3時間、撤収に約1時間
  • 電源:不要です。照明・音響の電源もすべて持ち込みます

シャボン玉液の成分はシャボン玉液の安全性と成分、万一への備えは賠償責任保険についてでご確認いただけます。火や火薬を使わないため、消防への届出は原則いりません。

雨と風の判断|天候による中止はキャンセル料0円

屋外のイベントでいちばん心配なのが天候です。ナイトバブルショーは、次の基準で開催を判断します。

☀ 開催晴れ・くもり・風が弱い日
☂ 相談して判断小雨の日は、主催者さまと相談して実施を決めます
✕ 中止(0円)本降りの雨・風速6m以上の強風

天候による中止は、キャンセル料0円です。予備日の設定や順延もご相談いただけます。冬は風が強くなりやすい会場もあるので、海や山に近い会場では予備日を決めておくと安心です。天候以外の理由によるキャンセルは、開催日の30日前〜8日前が料金の50%、7日前〜当日が料金の80%です。

11月〜2月の時期別カレンダー

イルミネーションの会期は長いので、同じ演出を毎週続けるより、山場になる日に絞って置く方が効果的です。出演者の日程は週末から埋まるので、2〜3か月前に決めておくと安心です。

時期来場のようすおすすめの組み方決めておく時期
11月(点灯式)点灯初日は告知とSNSの山場になる点灯の瞬間にナイトバブルを重ねる8〜9月
12月前半家族連れの週末の来場が増える週末の夕方に15分×2回9〜10月
12月下旬(クリスマス)カップル・家族ともに来場のピークスモークバブルで「雪」の演出9〜10月
年末年始(カウントダウン)夜遅くまで人が残る特別な日花火・ドローンショーとの共演9〜10月
1月年明けは来場が落ち着きやすい「新春」のテコ入れ企画として1日だけ10〜11月
2月(会期の終盤)最終週末に「見納め」の来場が増えるフィナーレの演出として最終週末に11〜12月

12月の商業施設での組み方はショッピングモールのクリスマスイベント企画でまとめています。兵庫県内の会場なら、サンタクロースの訪問・撮影会もご相談いただけます。→ 兵庫・姫路の出張サンタ(サンタ便)

イルミネーション・冬の夜の公演例

神戸イルミナージュ ナイトバブルショー導入事例。ドローンショーとの年末カウントダウン共演
神戸イルミナージュ(兵庫県)
東京ドームシティ ラクーアガーデン ナイトバブルショー導入事例。クリスマスイブのスモークバブル演出
東京ドームシティ ラクーアガーデン(東京都)
神戸イルミナージュ(兵庫県)|年末カウントダウン

ドローンチームによる2025機のドローンショーと共演しました。イルミネーションの光をまとった大きなシャボン玉が夜空へ漂い、家族やカップルが見上げる年末の夜になりました。

さがみ湖イルミリオン(神奈川県)|イルミネーションとの共演

イルミネーションとナイトバブルショーの共演が、次の年のリピート開催につながりました。毎年の光に「今年だけの演出」を加える使い方です。

東京ドームシティ ラクーアガーデン(東京都)|クリスマスイブと当日の2日間

煙を閉じ込めた白いスモークバブルが、クリスマスソングに合わせて雪のように会場を包みました。

クリスマスナイト in 城山公園(愛媛県松山市)|2026年12月20日 出演予定

公園のやすらぎ広場で、キャンドル点灯の夜にナイトバブルショーを行います。公開公演の予定はシャボン玉おじさんの出演スケジュールでお知らせしています。

地域ごとの公演実績は、関西のナイトバブル・関東のナイトバブル・東海のナイトバブル・中国・四国のナイトバブルにまとめています。

依頼から当日までの5ステップ

  1. 日にちと時間を決める点灯式・クリスマス・年末・会期の最終週末など、山場になる日を選びます。15分×2回か30分×1回かもこの段階で決めます。
  2. 会場の写真か図面を送る広場の広さ、車両の入り方、電飾の位置が分かれば、下見なしで配置をご提案します。
  3. 見積もりを受け取る会場の規模に合わせて、ミニマム・レギュラー・プレミアムの3つのプランからお見積りします。交通費・宿泊費は実費を明記します。見積もりは無料です。
  4. 曲と演出を決める点灯のタイミング、曲、スモークバブルの有無、雨の日の予備日を打ち合わせます。告知用の写真もお渡しできます。
  5. 当日照明・音響の設営に約3時間、ショーは15〜30分、撤収は約1時間です。主催者さまは来場者の案内に集中していただけます。

よくある質問|イルミネーションのイベント企画について

イルミネーション会場でナイトバブルショーを頼むと、料金はいくらですか?

ナイトバブルショーは40万円(税別)からです。観客200名程度までのミニマムプランが40万円、300〜1,000名程度のレギュラープランが50万円、1,000名以上のプレミアムプランが100万円からで、照明・音響・電源はすべてのプランに含まれます。交通費・宿泊費は別に実費でお見積りします。

点灯式に合わせて演出できますか?

できます。カウントダウンで点灯した瞬間にシャボン玉が会場を包むよう、開始のタイミングと曲を事前に打ち合わせます。点灯の山場がそのまま15分のショーにつながるので、点灯直後に人が散りにくくなります。

冬の寒い夜でもシャボン玉はとびますか?

とびます。神戸イルミナージュの年末カウントダウンや、東京ドームシティのクリスマスなど、冬の夜にも公演しています。ショーは15分か30分なので、寒い日でも小さな子ども連れの家族が最後まで見られる長さです。

雨や風の日はどうなりますか?

本降りの雨や風速6m以上の強風の日は中止になり、キャンセル料はかかりません。小雨の日は主催者さまと相談して実施を判断します。予備日の設定や順延もご相談いただけます。

イルミネーションの電飾にシャボン液がかかりませんか?

風向きを見て、シャボン玉がかかってほしくない電飾や展示物から離れる配置にします。気になる場所があれば、事前に図面や写真で一緒に確認します。建物や設備へのシャボン液の付着については、施設の管理者さまにもご確認をお願いしています。

いつまでに申し込めばいいですか?

最短2週間前からご依頼いただけます。ただし12月の週末や年末は早く埋まりやすいので、点灯式やクリスマスの演出は9〜10月、1〜2月の企画は11月ごろまでに日程を押さえておくと安心です。

まとめ|光を「見る」会場に、光に「包まれる」時間を

冬のイルミネーションイベントは、寒さで滞在が短く、点灯式の山場も一瞬で終わりがちです。点灯の瞬間にナイトバブルを重ね、ショーを2回に分けてその間に温かい飲食と回遊を置く。この組み立てで、点灯式の感動が長く続き、来場者が会場にとどまる時間も伸びます。毎年同じ光にも「今年だけの演出」が加わり、リピートのきっかけになります。

イルミネーション・冬の夜のイベントを企画中の主催者さまへ

日にち・会場・点灯式の時間を教えていただければ、プランと見積もりをお返しします。会場の写真や図面があれば、下見なしでご提案できます。

ナイトバブルショーの日程を相談するナイトバブルショー

シャボン玉ショーのご相談・お見積りは無料です

日にちと会場だけで大丈夫です。いちばん話しやすい方法でどうぞ。

ABOUT ME
シャボン玉おじさん
シャボン玉おじさん
プロバブルアーティスト
元海上自衛官。 2022年にシャボンのギネス世界記録「Longest garland wand部門」世界記録を達成。 株式会社「学研」のシャボン玉製品の監修者&アドバイザー。書籍「学研アウトドア大シャボン玉チャレンジ」発売。 令和6年に徳島大学総合科学部・佐原教授の協力のもとスペースバルーンを使用して、世界で初めて宇宙空間(成層圏)でのシャボン玉の生成に成功。その様子は令和6年6月にTBSテレビ「どうなるでSHOW」という番組にて放映されました。 多くのテレビ番組や、メディアにも出演している日本屈指のシャボン玉パフォーマーです。
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