シャボン玉液の成分は?水と界面活性剤の割合・アレルギー・口に入ったときの対処|ST基準の数値で解説

「シャボン玉液が子どもの口や目に入っても大丈夫?」「アレルギーは?」——ショーをご検討の先生方や施設のご担当者さまから、いちばん多くいただくご質問です。
このページでは、バブルワークスが公演で使うシャボン玉液の成分・アレルギーへの配慮・ST基準への準拠を、数値と計算式でそのままお見せします。「安全です」という言葉だけでなく、確かめられる根拠でご判断ください。
(ST基準は3.0%以下)
特定原材料などは不使用
数字で見る シャボン玉液の安全性
植物由来の増粘剤
合成着色料・アルコール類
結論:シャボン玉液はST基準に準拠しています
バブルワークスのシャボン玉液は、界面活性剤の濃度が2.52%。日本玩具協会の玩具安全基準(ST基準)が定める「3.0%以下」に準拠しています。
いちばん厳しい条件で計算し直しても2.63%。基準まで0.37ポイントの余裕があります。
ショーでは、子どもたちがシャボン玉を追いかけ、顔や口にふれることがあたりまえに起こります。だからこそ、口や目に入ることを前提に、成分と濃度を管理した液だけを使っています。
なお、STマークは市販のおもちゃに付く認証です。公演のために自分たちで調製する液は制度の対象外のため、STマークは付いていません。そのかわり、基準の数値に準拠していることを、このページと安全性立証書(PDF)ですべて公開しています。

シャボン玉液の成分は4つだけ
シャボン玉液の成分は、水・界面活性剤・PVA・植物由来の増粘剤の4つです。合成着色料やアルコール類は使っていません。
| 成分 | 割合 | 役割 | 身近な使われ方 |
|---|---|---|---|
| 水 | 約95% | 液のほとんどを占める | 精製水・軟水を使用 |
| 界面活性剤 | 約2.5% | シャボン玉の膜をつくる | ST基準3.0%以下に準拠 |
| PVA(ポリビニルアルコール) | 3%未満 | 膜を強くして、割れにくくする | 洗濯のり・目薬・医薬品のカプセル |
| 植物由来の増粘剤 | 1%未満 | 膜を長持ちさせる | 食品添加物としても使われる |
PVAと増粘剤は、屋外の風や夜の公演でもシャボン玉が割れにくくなるように加えています。どちらを加えても、界面活性剤の濃度はST基準の範囲に収まります。

アレルギーへの配慮(使っていない成分)
次の成分は、シャボン玉液に一切使っていません。食物アレルギーのあるお子さまが来場する公演でも、成分によるリスクを小さくしています。
- 特定原材料7品目(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに)
- 特定原材料に準ずる21品目(大豆・ごま・くるみなど)
- 合成着色料(色素による肌への影響を避けるため)
- 揮発性の有機溶剤(アルコール類。引火や刺激を避けるため)
※ 体質による反応まで完全にお約束することはできません。過去にシャボン玉液で肌に反応が出たことがある方は、事前にご相談ください。
ST基準とは?STマークとの違い
ST基準は、一般社団法人日本玩具協会が定める、おもちゃの安全基準です(現行はST-2016)。とがった部分や燃えやすさ、成分の安全性などが決められていて、保育施設や自治体がおもちゃを選ぶときの目安にもなっています。
シャボン玉液については、界面活性剤の濃度を3.0%以下(石けん分を除く)にすることが定められています。子どもが口に含んだり、目や肌にふれたりすることを前提にした数値です。
おもちゃの安全の「ものさし」そのもの。シャボン玉液は界面活性剤3.0%以下。
市販のおもちゃが第三者の検査に合格したしるし。業務用に調製する液は対象外です。
全国シャボン玉安全協会の基準も、界面活性剤の上限は同じ3.0%以下です。バブルワークスの液は、どちらの基準の数値にも準拠しています。
2.52%の計算方法(3ステップ)
濃度は、原液と水を混ぜる量から計算しています。使っている配合は次のとおりです。
| 材料 | 量 | 全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 精製水(うすめる水) | 19,000 mL | 約90.3% |
| 界面活性剤の原液(濃度26%) | 2,040 mL | 約9.7% |
| 合計 | 21,040 mL | 100% |
いちばん厳しい条件でも基準内
上の計算は、原液の重さを「1 mLあたり1.00 g」として出しています。実際の原液は1.02〜1.05 gと少し重いため、いちばん重い1.05 gで計算し直しました。
2,040 × 1.05 × 26% ÷(2,040 × 1.05 + 19,000)× 100 = 2.63 %
| 計算の条件 | 基準 | 結果 | 余裕 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| 標準(1.00 g/mL) | 3.0%以下 | 2.52% | 0.48ポイント | 準拠 |
| いちばん厳しい条件(1.05 g/mL) | 3.0%以下 | 2.63% | 0.37ポイント | 準拠 |

こすらずに、流水でやさしく洗い流す。
口をすすいで水を飲めば十分。たくさん飲んだときは医療機関へ。
主成分は水。乾けば跡は残りにくい。濡れたタオルで軽くたたく。
白っぽい跡が残ることがある。気になる場合はシートで養生。
図:目や口に入ったとき・服についたときの対処
目や口に入ったとき・服についたとき
こすらずに、流水でやさしく洗い流してください。
口をすすいで、水を飲めば十分です。たくさん飲み込んだときや、いつもと様子がちがうときは医療機関にご相談ください。
主成分は水なので、ふつうは乾けば跡は残りません。濡れたタオルで軽くたたき、陰干ししてください。
濃い色の起毛素材(ベロアなど)や革製品は、白っぽい跡が残ることがあります。気になる場合は事前にシートで養生してください。
液を管理しているのは誰か
数値を管理する人が信頼できるかどうかも、大切な判断材料です。シャボン玉液の配合と管理は、代表の野村佳史(シャボン玉おじさん)が行っています。
「Longest garland wand」部門で14.317mの世界記録に認定。シャボン玉のギネス世界記録
徳島大学の協力のもと、高度約30kmの成層圏でシャボン玉の生成に成功。成層圏シャボン玉の記録
株式会社学研のシャボン玉製品の監修者・アドバイザーを務めています。学研監修について
海上自衛隊で20年以上、安全管理に携わった経験を、公演の動線づくりや声かけに生かしています。

よくあるご質問
Q. シャボン玉液にはどんな成分が入っていますか?
水(約95%)、界面活性剤(約2.5%)、PVA(3%未満)、植物由来の増粘剤(1%未満)の4つです。合成着色料やアルコール類は使っていません。
Q. STマークが付いていないのはなぜですか?
STマークは市販のおもちゃ向けの認証のため、公演用に調製する液は対象外です。ST基準の数値(界面活性剤3.0%以下)には、2.52%で準拠しています。
Q. 目や口に入っても大丈夫ですか?
ST基準は、口や目に入ることを前提にした数値です。目に入ったらこすらず流水で、口に入ったら口をすすいで水を飲めば十分です。たくさん飲み込んだときや様子がちがうときは、医療機関にご相談ください。
Q. アレルギーの心配はありますか?
特定原材料7品目と、それに準ずる21品目の計28品目は使っていません。体質による反応まで完全にはお約束できないため、過去にシャボン玉液で肌に反応が出たことがある方は、事前にご相談ください。
Q. PVA(ポリビニルアルコール)は安全ですか?
PVAは水に溶ける成分で、洗濯のりや目薬、医薬品のカプセルにも使われています。飲み込んでもほとんど吸収されず、そのまま体の外へ出ます。

Q. 服や家具についたら、シミになりますか?
主成分が水なので、ふつうは乾けば跡は残りません。濃い色の起毛素材や革製品は白っぽい跡が残ることがあるため、濡れたタオルで軽くたたいて陰干ししてください。着色料は入っていないので、洗濯で落ちます。
安全性立証書(PDF)の無料ダウンロード
このページの内容を、稟議や安全審査、保護者への説明にそのまま使えるPDF(A4・3ページ)にまとめています。自治体の入札書類や、施設の安全審査会の資料にもお使いください。

シャボン玉液 安全性立証書
成分・配合・濃度の計算・判定表を収録
※ 組織内での回覧・印刷・共有は、ご連絡なしで自由にお使いいただけます。内容の書き換え、ウェブへの転載、商用目的での再配布はご遠慮ください。賠償責任保険の内容は賠償責任保険のページでご確認いただけます。
この液を使う、シャボン玉ショー
ここでご説明した液は、すべての公演で同じものを使っています。
0歳から年長さんまで。雨の日は室内のショーに切り替えられます。
ショッピングモールの週末イベントや周年祭に。
夜空をLED照明とシャボン玉で演出する、夜のイベント向けのショー。
すべてのショーと料金表の一覧です。
成分や安全について、なんでもご質問ください
技術的なご質問にも、代表の野村が直接お答えします。お見積りは無料です。
090-8996-3186受付 8:00〜22:00(土日祝もOK)
お問い合わせフォームシャボン玉ショーのご相談・お見積りは無料です
日にちと会場だけで大丈夫です。いちばん話しやすい方法でどうぞ。



