遊園地・動物園・水族館の夜間営業イベント企画|ナイトZOO・夜の遊園地で人を集める演出と、実施6施設の前例

LED照明に照らされて夜空に舞うシャボン玉。遊園地・動物園・水族館の夜間営業イベント企画
シャボン玉おじさん

夏休みの夜間開園、クリスマスの夜間営業、年末のカウントダウン。遊園地・テーマパーク・動物園・水族館の夜は、昼とはちがうお客さまを呼べる時間です。一方で「暗くなると見るものが減る」「夕方になると帰ってしまう」という悩みもよく聞きます。この記事では、レジャー施設の夜間営業で人を集める演出を施設の種類別に整理し、企画を決める時期、動物やアトラクションへの配慮、実際に夜のショーを行った6施設の前例までをまとめました。

夜間営業でよくある4つの悩みと、打ち手

夜間営業は「営業時間を延ばす」だけでは人が残りません。夜にしかない理由をつくることが、集客のいちばんの近道です。

夕方になると、お客さまが帰ってしまう

日没直後に「見てから帰ろう」と思える目玉を置く。最初の公演を日没すぐにすると、帰る前の足が止まります。

暗くなると見るものが減る

動物が休む、展示が見えにくい時間こそ、広場で「光の演出」を。暗さがそのまま舞台になります。

写真に残るものがない

夜空に光が広がる光景は、来場者がスマートフォンで撮ってSNSに投稿します。次の来場の宣伝になります。

夏休みだけの単発で終わる

夏・ハロウィン・クリスマス・年末と、季節ごとに同じ演出を続けると「今年も行こう」が生まれます。

施設別|夜間営業のイベントアイデア早見表

施設の種類によって、夜に向く演出と気をつけることがちがいます。夜のショーを行う場合の「置き場所」もあわせてまとめました。

施設夜の目玉の例気をつけること夜のショーの置き場所
遊園地・
テーマパーク
ライトアップした観覧車、夜のパレード、ナイトショーアトラクションの運行と、観覧の人の流れが交わらないこと中央広場、ステージ前、イベント広場
動物園夜の動物ガイド、ナイトツアー、キッチンカー動物に光や音を向けない。フラッシュや光るおもちゃを禁止している園もある動物舎から離れた入口広場、芝生広場
水族館夜の館内ツアー、ライトアップした水槽館内は暗さが展示の一部。屋外での演出と分けて考えるエントランス前、屋外広場
公園型の施設イルミネーション、星空観察、キャンプ芝生や植栽の保護。夜の足元の明るさ芝生広場(地面にシートを敷く)

動物園の夜間開園では、フラッシュ撮影や懐中電灯、発光するおもちゃを禁止している例があります(東山動植物園「ナイトZOO」の案内など)。夜の演出は、動物のいる場所から離れた広場で行うのが基本です。

季節別|夜間営業の企画カレンダー(いつ決める?)

夜のイベントは、実施の数か月前に中身が決まります。とくに夏休みの夜間営業は、冬から春にかけて予算と企画が固まります。

GW4月下旬〜5月

春の夜間営業・ナイトピクニック

企画を決める目安:1〜2月

夏休み7〜8月

ナイトZOO・夜の遊園地・ナイトアクアリウム

企画を決める目安:1〜4月

ハロウィン10月

仮装ナイト・夜のパレード

企画を決める目安:6〜7月

クリスマス12月

クリスマスフェスタ・イルミネーション

企画を決める目安:8〜10月

年末年始12月31日〜1月

カウントダウン・初日の出前の夜

企画を決める目安:9〜10月

実例:横浜の商業施設のクリスマス公演は、9月に相談をいただき、10月下旬に実施日が決まりました。人気の日(クリスマスイブ、年末の土日)は早く埋まるので、日程だけでも先に押さえておくと安心です。

動物・アトラクション・お客さまへの配慮

夜の演出は、施設の「いつもの営業」と同じ場所で行います。事前に次の点を施設の担当部署と確認しておくと、当日の心配がなくなります。

🐾 動物への配慮

  • 動物舎から離れた広場で行う
  • 照明を動物のいる方向へ向けない
  • 音量は施設と相談して決める
  • 飼育担当の方に、事前に場所と時間を共有

🎡 アトラクションへの配慮

  • シャボン液がかかってよい場所かを管理者に確認
  • 風下に乗り物や建物がない配置にする
  • 観覧の人だかりが通路をふさがないよう誘導

👨‍👩‍👧 お客さまの安全

  • 観覧エリアの足元を明るく
  • 地面にシートを敷き、すべりにくくする
  • 園内放送や掲示で、時間と場所を案内

夜の目玉に「ナイトバブルショー」が向いている理由

LED照明に照らされて夜空いっぱいに舞うシャボン玉
LED照明と音楽に合わせて、大量のシャボン玉を夜空へとばすナイトバブルショー。
火を使わない花火のような消防への届出は原則不要。動物園や子ども向け施設でも行いやすい
電源がいらない照明・音響・電源まで持ち込み。コンセントのない広場でも実施できる
全員が見上げられる頭上いっぱいにシャボン玉が舞うので、後ろの人まで同じ景色を楽しめる
短い時間で回せる1回15〜30分。15分×2回にすれば、日没直後と閉園前の両方で人を集められる
料金40万円〜(税別・3プラン)交通費・宿泊費は別途
公演時間1回15〜30分(15分×2回なども可)
観客の目安〜200名から1,000名以上まで
広さ10m四方が理想(狭い会場もご相談ください)
電源不要(大型ポータブルバッテリーを持ち込み)
雨・強風本降りの雨・風速6m以上は中止(キャンセル料0円)。小雨は相談して判断

レジャー施設での実施例(6施設)

遊園地・テーマパーク・動物園・公園型の施設で、夜のショーを行ってきました。そのうち6施設を紹介します。

テーマパーク|山梨県

富士急ハイランド

2025年12月24日(水)、園内の「リサとガスパールタウン」で開かれた「クリスマスフェスタ2025」で、16時30分からスペシャルナイトバブルショーを行いました。クリスマスイブの夕方から夜にかけての公演です。

東京ドームシティ ラクーアガーデンのナイトバブルショー導入事例。クリスマスイブのスモークバブル演出

都市型の遊園地・商業施設|東京都

東京ドームシティ ラクーアガーデン

クリスマスイブと当日の2日間。煙を閉じ込めた白いスモークバブルが、クリスマスソングに合わせて雪のように会場を包みました。情報番組「ひるおび」でも紹介していただいた公演です。

動物園・遊園地|埼玉県

東武動物公園

動物園と遊園地がひとつになった施設の、夜のイベントで公演しました。

遊園地|埼玉県

西武園ゆうえんち

遊園地の夜のイベントで、ナイトバブルショーを行いました。

公園型テーマパーク|千葉県

東京ドイツ村

広い芝生の野外施設で、冬のイルミネーションと共演しました。

子ども向けテーマパーク|兵庫県

東条湖おもちゃ王国

家族連れが多い遊園地で、夜のショーを行いました。

このほかの公演は関東のナイトバブル、関西のナイトバブルにまとめています。イルミネーション会場での組み方はイルミネーションのイベント企画、クリスマスの夜はショッピングモールのクリスマスイベント企画もご覧ください。

公演日の流れ(例:夏の夜間営業)

  1. 15:00機材を積んだ車で会場入り。設営は約3時間
  2. 18:30日没に合わせて1回目(15分)。帰る前のお客さまの足を止める
  3. 20:00閉園前に2回目(15分)。夜間営業の最後を盛り上げる
  4. 20:30撤収は約1時間。閉園後の作業で、お客さまの動線とは重なりません

時間は日没や閉園時刻に合わせて調整します。冬は日没が早いので、クリスマスの公演は16時台から始められます。

施設側で準備していただくことチェックリスト

  • 機材を積んだ車が会場の近くまで入れること照明・音響・バッテリーなどの機材は1トンを超えます。車両が入れない屋上などは、事前にご相談ください
  • 10m四方ほどの広さ観覧エリアは、その周りに確保します
  • 地面に敷くシート防水性のシート(ブルーシートなど)を、パフォーマンスエリアを中心に8m×8mほど
  • シャボン液がかかってよいかの確認建物・乗り物・植栽について、管理者の確認をお願いします
  • 雨・強風のときの判断時刻当日の何時に実施を決めるか、事前に決めておきます
  • 園内放送・掲示での案内公演の時間と場所を、来場者にお知らせください

夜間営業イベントを成功させる3つのポイント

  1. 日没直後と閉園前の2回帰る前の足を止め、最後にもう一度盛り上げる
  2. 動物・乗り物から離れた広場で光と音の向きを決めて、いつもの営業と両立させる
  3. 季節ごとに続ける夏・クリスマス・年末と重ねて「今年も行こう」をつくる

夜間営業のイベントについてよくある質問

動物園でナイトバブルショーをしても、動物に影響はありませんか?

動物舎から離れた広場で行い、照明を動物のいる方向へ向けない配置にします。音量や時間も施設の方と相談して決めます。事前に飼育担当の方と場所を確認していただくと安心です。

アトラクションや建物にシャボン液がかかりませんか?

風向きを見て、風下に乗り物や建物がない配置にします。シャボン液がかかってよい場所かどうかは、事前に施設の管理者に確認していただいています。

夜間営業のイベントは、いつまでに決めればいいですか?

夏休みの夜間営業なら1〜4月、クリスマスなら8〜10月が目安です。ナイトバブルショーは最短2週間前でも対応できますが、繁忙期は1〜2か月前の相談をおすすめしています。

雨の日はどうなりますか?

本降りの雨や風速6m以上の強風のときは中止で、キャンセル料はかかりません。小雨のときは、主催者さまと相談して実施を判断します。

何人くらいまで見られますか?

200名ほどの会場から、1,000名を超える会場まで対応しています。シャボン玉が頭上いっぱいに広がるので、後ろの方まで同じ景色を楽しめます。

料金はいくらですか?

ナイトバブルショーは40万円〜(税別・3プラン)です。交通費・宿泊費は別途お見積もりします。

夜間営業の「目玉」を、ご一緒に考えます

実施の時期と会場の広さだけで、ご相談いただけます。動物やアトラクションへの配慮も含めて、施設に合わせた配置をご提案します。

無料で相談・見積もり

ナイトバブルショーの内容と料金を見る

シャボン玉ショーのご相談・お見積りは無料です

日にちと会場だけで大丈夫です。いちばん話しやすい方法でどうぞ。

ABOUT ME
シャボン玉おじさん
シャボン玉おじさん
プロバブルアーティスト
元海上自衛官。 2022年にシャボンのギネス世界記録「Longest garland wand部門」世界記録を達成。 株式会社「学研」のシャボン玉製品の監修者&アドバイザー。書籍「学研アウトドア大シャボン玉チャレンジ」発売。 令和6年に徳島大学総合科学部・佐原教授の協力のもとスペースバルーンを使用して、世界で初めて宇宙空間(成層圏)でのシャボン玉の生成に成功。その様子は令和6年6月にTBSテレビ「どうなるでSHOW」という番組にて放映されました。 多くのテレビ番組や、メディアにも出演している日本屈指のシャボン玉パフォーマーです。
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