ナイトバブルとは?歴史と仕組み、光るシャボン玉の科学をやさしく解説

光るシャボン玉に手をのばすシルエット。ナイトバブルとは
シャボン玉おじさん

夜の公園や広場で、照明に照らされたシャボン玉が虹色に光りながら舞う「ナイトバブル」。この記事では、ナイトバブルとは何か、どのように生まれ、どんな仕組みで光って見えるのかを、はじめての方にもわかるように解説します。花火とのちがいや、夜のイベントでの役割、これからの広がりもまとめました。書いているのは、全国でナイトバブルショーを行っている「シャボン玉おじさん」こと野村佳史(2022年11月26日 シャボン玉のギネス世界記録認定、学研公式監修者)です。

ナイトバブルとは

夜の屋外で、LED照明・音響・バブルマシンを組み合わせ、たくさんのシャボン玉を光と音楽で演出する体験型のエンターテイメントです。「水の花火」とも呼ばれます。

光る理由
シャボン玉の薄い膜で光が重なり合う「薄膜干渉」
楽しみ方
見上げるだけでなく、光るシャボン玉に触れ、追いかけ、包まれる
開催場所
火を使わず、電源も持ち込むので、公園・海岸・広場・駐車場などでも開ける
広まった時期
2010年代後半に形が整い、2022年ごろから各地のイベントで広まった
光るシャボン玉に包まれるナイトバブルショーの来場者
光るシャボン玉に包まれる、ナイトバブルショーの会場

ショーの料金・ご依頼の流れ・2026年の開催予定は、ナイトバブルショーのページでご案内しています。

ナイトバブルとは|定義と、まぎらわしい関連用語

ナイトバブル(Night Bubble)は、夜の屋外で、照明と音楽、たくさんのシャボン玉を組み合わせて楽しむエンターテイメントの呼び名です。昼のシャボン玉ショーが太陽の光の下で透明な美しさを楽しむのに対し、ナイトバブルは暗闇をキャンバスにして、照明でシャボン玉を虹色に光らせます。来場した人が光るシャボン玉を追いかけ、手でふれ、写真を撮る。見るだけでなく、自分もその景色の中に入れるのが大きな特徴です。

ナイトバブルショーナイトバブルを、プロのバブルアーティストがショーとして演出するもの。料金やご依頼の方法はナイトバブルショーのページで紹介しています。
シャボン玉ショー・バブルショー昼や屋内も含めた、シャボン玉のパフォーマンス全体を指す言葉。ナイトバブルは、その中の「夜・屋外」に特化したものです。
バブルアートシャボン玉を使った表現全般。ナイトバブルの技術の土台になっています。
イマーシブ(没入型)イベント来場者が演出の空間に入り込んで楽しむイベントのこと。ナイトバブルも、そのひとつです。

ナイトバブルの歴史|代々木公園の夜から、全国のイベントへ

シャボン玉のパフォーマンスの始まり

シャボン玉を使ったパフォーマンスの歴史は古く、19世紀ヨーロッパのサーカスや大道芸にまでさかのぼります。20世紀の後半には、欧米で「バブルアーティスト」と呼ばれる専門のパフォーマーが登場し、シャボン玉は子どもの遊びから、大人も楽しむエンターテイメントへと広がりました。日本でも2000年代以降にパフォーマーが増え、園や商業施設の「出張シャボン玉ショー」が定着していきます。

「夜のシャボン玉」との出会い|代々木公園の栗坂忠雄さん

代々木公園のシャボン玉おじさん、栗坂忠雄さんと野村佳史
左:野村佳史 右:栗坂忠雄さん

シャボン玉は昼のもの、という時代に、夜の屋外でシャボン玉を光で見せることを早くから形にしていたのが、代々木公園の「シャボン玉おじさん」こと栗坂忠雄さんです。私(野村)がはじめて夜のシャボン玉を見たのも、栗坂さんのパフォーマンスでした。栗坂さんより前に、日本で夜のシャボン玉を見せていた人を、私は知りません。

暗闇の中、照明を受けて浮かび上がるシャボン玉の美しさに、言葉を失いました。終わったあと、勇気を出して声をかけると、栗坂さんは笑顔でこう話してくれました。

「シャボン玉は誰のものでもない。風と光とシャボン玉液があれば、誰でもこの景色が作れる」

道具の作り方も、惜しみなく教えてくださいました。プラスチックチェーンを使ったバブルガーランドのしくみ、観客との距離のとり方。今の私の表現の根っこにあるものは、すべて栗坂さんから教わったものです。

栗坂さんは2000年代のはじめから代々木公園でシャボン玉のパフォーマンスを続け、全国のバブルアーティストが訪ねてくる存在になりました。考案されたプラスチックチェーン製のバブルガーランドは、今も世界中のバブルアーティストに使われています。夜の代々木公園で見せてくれた光景は、日本のナイトバブルの原風景のひとつです。ナイトバブルのすばらしさを教えてくださった栗坂さんに、心から感謝と敬意を表します。

代々木公園のナイトバブル(動画「とっても綺麗♪ 夢のような・・Night Bubble 代々木公園シャボン玉」)

夜のショーを可能にした、2つの技術

夜のシャボン玉が美しいと知ることと、それをイベントとして成り立たせることの間には、大きな壁がありました。その壁をこえたのが、次の2つの進化です。

LED照明小さく、軽く、明るいLEDライトが手に入るようになり、シャボン玉の薄い膜に狙って光を当て、色をあやつる演出ができるようになりました。昔の白熱灯やハロゲンライトでは難しかった、細やかな色づかいです。
大容量のポータブルバッテリー照明40〜48台以上、音響、バブルマシンを同時に動かすには、たくさんの電気が必要です。以前は発電機に頼るしかありませんでしたが、2020年代にバッテリーの性能が大きく上がり、コンセントのない公園や海岸でも、静かに大きな照明演出ができるようになりました。

2022年ごろから、全国のイベントへ

2022年ごろから、ナイトバブルは商業施設や自治体の夜のイベントとして一気に広まりました。背景には、次の3つがありました。

  • 屋外イベントへの期待コロナ禍のあと、開放的な屋外イベントを求める声が高まりました。ナイトバブルは屋外で、人が密集しにくい形で楽しめます。
  • 夜の観光を増やす国の方針観光庁が進める「ナイトタイムエコノミー」の考え方が、自治体や商業施設の夜のイベントを後押ししました。
  • SNSでの広がり夜空に浮かぶ光るシャボン玉の映像は、InstagramやTikTokとの相性がとてもよく、「うちの地域でもやってほしい」という声が各地に広がりました。

今ではナイトバブルは、花火・イルミネーション・プロジェクションマッピングに続く「夜の演出の4つめの選択肢」として、イベントの世界に定着しつつあります。

ナイトバブルの歴史年表

  1. 19世紀ヨーロッパのサーカスや大道芸で、シャボン玉のパフォーマンスが登場
  2. 20世紀後半欧米で、専門の「バブルアーティスト」という仕事が確立
  3. 2000年代はじめ栗坂忠雄さんが代々木公園で活動を開始。プラスチックチェーン製のバブルガーランドを考案し、夜のシャボン玉の演出を日本でいち早く実践
  4. 2000〜2010年代日本でシャボン玉パフォーマーが増え、園や商業施設の「出張シャボン玉ショー」が定着
  5. 2010年代後半LED照明が小さく明るくなり、夜の色づかいの演出が実用に。ナイトバブルの原型が生まれる
  6. 2020年代前半ポータブルバッテリーの進化で、電源のない屋外でも機材をまかなえるように
  7. 2022年〜屋外イベントへの期待、夜の観光を増やす国の方針、SNSでの広がりを背景に、商業施設・自治体のイベントとして全国に広まる
  8. 2025〜2026年皆生温泉(5,000人超が来場)、ODAIBA BUBBLE SHOW(東京都港湾局後援)、横浜開港祭(花火との共演)など、大きな会場での開催が定着

ナイトバブルの歴史(要点)

19世紀
ヨーロッパのサーカスや大道芸にシャボン玉のパフォーマンス
20世紀後半
欧米で「バブルアーティスト」という仕事が確立
2000年代
代々木公園で栗坂忠雄さんが夜のシャボン玉を実践プラスチックチェーン製のバブルガーランドを考案
2010年代後半
LED照明が小さく明るくなり、夜の色づかいが実用に
2020年代前半
ポータブルバッテリーの進化で、電源のない屋外でも
2022年〜
商業施設・自治体のイベントとして全国に広まる
2025〜2026年
皆生温泉・お台場・横浜開港祭など大きな会場での開催が定着

図:夜のシャボン玉が「ナイトバブル」になるまで

ナイトバブルの仕組み|演出をつくる5つの要素

ナイトバブルの演出は、次の5つの要素でできています。どれかひとつではなく、5つがかみ合うことで、シャボン玉遊びとはまったくちがう体験が生まれます。

  1. バブルマシン|たくさんのシャボン玉を生み出す大型のバブルマシンを何台も使い、短い時間で数万〜数十万個のシャボン玉を空に放ちます。パフォーマーが手でつくる直径1m以上の大きなシャボン玉と組み合わせて、空間全体をシャボン玉で満たします。
  2. LED照明|シャボン玉を虹色に染めるナイトバブルの心臓ともいえる部分です。ライトの色・角度・明るさを調整して、赤・青・緑・金色など、場面にあわせた色のシャボン玉をつくります。
  3. 音響|音楽とシャボン玉をシンクロさせる静かな曲では大きなシャボン玉がゆっくり舞い上がり、テンポの速い曲に変わった瞬間にマシンがいっせいにシャボン玉を放つ。音楽にあわせた緩急が、ショーに物語をつくります。
  4. パフォーマー|人の手で演出する大きなシャボン玉を手であやつる技、煙を閉じこめた白いシャボン玉(スモークバブル)、観客とのかけあいなど、機械だけではできない温かさが加わります。和装での演出は、海外からのお客さまに「日本らしさ」を伝えやすいことでも注目されています。
  5. 電源|バッテリーで、すべてをまかなう大型のポータブルバッテリーを持ち込み、照明・音響・マシンのすべてに電気を送ります。コンセントのない公園・海岸・駐車場・キャンプ場・スキー場などでも開催できます。
電源不要で公園や海岸でも開催できるナイトバブルショー
電源を持ち込むので、公園・海岸・駐車場でも開催できます
バブルマシン

大型のマシンを何台も使い、短い時間で数万〜数十万個のシャボン玉を空へ。

LED照明

色・角度・明るさを調整して、場面に合わせた色のシャボン玉をつくる。

音響

静かな曲では大きなシャボン玉がゆっくり、速い曲ではいっせいに。音楽と動きを合わせる。

パフォーマー

大きなシャボン玉を手であやつる技、スモークバブル、観客とのかけあい。

電源

大型のポータブルバッテリーで、照明・音響・マシンのすべてをまかなう。

図:ナイトバブルをつくる5つの要素

ナイトバブルはなぜ光るのか|薄膜干渉の科学

ナイトバブルの美しさを支えているのが、「薄膜干渉(はくまくかんしょう)」という光の現象です。むずかしそうな名前ですが、しくみはシンプルです。

シャボン玉の膜(数百ナノメートル) 光 表で反射した光 裏で反射した光 2つの光が重なり、強め合う色だけが見える
  1. シャボン玉の膜は、厚さわずか数百ナノメートル(1ナノメートルは100万分の1ミリ)の、とても薄い水の膜です。
  2. 光が膜に当たると、膜の表で反射する光と、膜の中を通って裏で反射する光の2つができます。
  3. 2つの光が重なると、膜の厚さによって、ある色は強め合い、ある色は弱め合います。
  4. 膜の厚さは場所によってちがい、時間とともに変わるので、虹のような色の帯が動きながら見えます。これが、シャボン玉が虹色に光って見える理由です。

なぜ夜のLED照明で、特に美しく見えるのか

昼の太陽の光は、あらゆる方向から降りそそぐため、シャボン玉の色はやや淡く見えます。夜は背景が暗いので、決まった方向からLEDの光を当てると、膜で反射した光がくっきり浮かび上がります。さらにLEDの光は特定の色に集中しているため、太陽の光より鮮やかな色が生まれます。赤いライトならルビーのような赤に、青いライトなら深い海のような青に。ナイトバブルが「暗い場所でシャボン玉をとばすだけ」ではなく、照明の色・角度・タイミングを細かく設計してはじめて成り立つのは、このためです。

参考文献(薄膜干渉をもっと知りたい方へ)

  • 田所利康「大人こそ楽しみたいシャボン玉の魅力」『月刊うちゅう』2022年1月号, pp.4-9, 大阪市立科学館(PDF)― シャボン膜の干渉色のしくみと、物理学者たちによるシャボン玉研究の歴史
  • キヤノン サイエンスラボ「シャボン玉はなぜきれい?」― 光の波の性質と干渉の入門解説

ナイトバブルと花火のちがい|「見上げる感動」と「ふれる感動」

夜の屋外で光を楽しむエンターテイメントとして、ナイトバブルはよく花火とくらべられます。どちらが上ということではなく、楽しみ方の成り立ちがまったくちがいます。

花火|290年続く「見上げる」楽しみ

日本の花火文化は、1733年(享保18年)の隅田川の川開きにさかのぼるとされます。八代将軍・徳川吉宗が、前の年の飢饉や疫病で亡くなった人々をとむらうために行った水神祭が、両国の川開きの花火として定着しました。「たまや〜」「かぎや〜」のかけ声は、江戸の二大花火師の屋号に由来します。みんなで安全な距離から同じ夜空を見上げる、長い歴史の中で磨かれてきた楽しみ方です。

光
火薬が燃えて光る
楽しみ方
離れて見上げる・みんなで同じ瞬間を共有する

ナイトバブル|21世紀生まれの「ふれる」楽しみ

ナイトバブルは、2010年代以降に生まれたとても新しいエンターテイメントです。観客は離れて眺めるのではなく、光るシャボン玉にふれ、追いかけ、包まれます。デジタルアートの展示など、世界中で広がっている「見る」から「入りこむ」へという流れの中にあるものです。光るシャボン玉と一緒に自分も写真に写れることも、SNSの時代にあった楽しみ方です。

光
外から当てた光が、膜で重なり合って色づく
楽しみ方
近くでふれる・一人ひとりが自分の思い出を残す

花火とナイトバブルは、競い合うものではありません。夜の屋外で、それぞれちがう感動を生む、別々の進化をとげたエンターテイメントです。実際に、横浜開港祭では花火とナイトバブルの共演も実現しています。

費用・許可・準備期間など、花火やイルミネーションと比べた主催者向けの具体的な比較は花火大会の代わりになる夜のイベントに、ショーの料金と依頼の流れはナイトバブルショーのページにまとめています。

ナイトタイムエコノミーとナイトバブル|夜の経済が求めるもの

ナイトタイムエコノミーとは、18時から翌朝6時までの夜の時間帯の経済活動のことで、観光庁も観光地の取り組みとして後押ししています。火を使わず、短い準備期間で開催できるナイトバブルは、温泉地・観光地・商業施設の夜のにぎわいづくりにも使われるようになりました。観光地で夜のイベントを組み立てる考え方と実例は、夜の観光イベントの企画ガイドにまとめています。

ナイトバブルが場所を選ばない理由

決まった設備がいらない

花火には、打ち上げの設備と安全な距離をとれる広い敷地が必要です。プロジェクションマッピングにも、映す建物と、固定したプロジェクター、安定した電源がいります。ナイトバブルは、LED照明・音響・バブルマシン・バッテリーという、持ち運べる機材だけで成り立ちます。だからこそ、公園でも海岸でも、さまざまな場所で開くことができます。

場所が演出を変える|現場で学んだこと

各地でナイトバブルショーを行ってきて、確信していることがあります。同じ機材・同じ演出でも、場所が変われば、観客の体験はまったく別のものになるということです。

歴史ある建物の前では「時間」が加わる城や寺社のライトアップでは、下見のときに石垣や壁を照らす光の色を必ず確かめます。文化財のライトアップは温かい色が多く、そこに青みのある光で照らしたシャボン玉を重ねると、シャボン玉の輪郭がくっきり浮かびます。数百年の時を経た建物と、数十秒で消えるシャボン玉。その時間の差が、歴史ある場所ならではのおごそかさを生みます。
自然の中では「暗さ」がいちばんの演出になるキャンプ場や海岸でまず確かめるのは、まわりの明かりの少なさです。人工の光がほとんどない場所では、シャボン玉に当てる光を街中よりずっと絞れます。光を絞るほど虹色の模様が繊細に見え、観客との距離も自然と近くなる。星空や波の音と溶け合う景色は、照明を「足す」のではなく「引く」ことで生まれます。夜は湿度が上がり、シャボン玉が長持ちしやすいのも、昼とのちがいです。
商業施設では「もとからある光」と共演するイルミネーション会場やモールの広場では、会場の照明計画を事前にいただき、光の色や点滅とぶつからない配置と色を選びます。建物のまっすぐな線の中を、形の決まらないシャボン玉がただよう。その対比だけで絵になります。来場者がスマートフォンを構える位置まで考えて、シャボン玉の高さと飛ぶ距離を調整します。

演出の基本は同じでも、その場所と対話しながら、現場ごとに完成させていく。この点でナイトバブルは、その場所でしか成り立たない芸術(サイトスペシフィック・アート)とよく似ています。だから私たちは、会場の下見を演出づくりの一部と考えています。図面や写真だけでは、その場所の「夜の顔」はわからないからです。

「お客さまのいる場所へ出かけていく」エンターテイメント

各地をめぐるサーカスや移動遊園地、巡業の劇団、そして今のキッチンカーまで。「お客さまのいる場所へ、エンターテイメントが出かけていく」という形は、劇場にとどまる文化とはちがう、豊かな伝統を育ててきました。ナイトバブルも、その今の形のひとつです。決まった劇場や打ち上げ設備がなくても、お客さまのいる場所そのものを舞台に変えられる。これが、ナイトバブルが全国のさまざまな場所で受け入れられている理由です。

ナイトバブルのこれから|4つのテーマ

ナイトバブルは、2010年代後半から2020年代にかけて生まれた若いジャンルです。これからの10年を考えると、大きく4つのテーマがあると考えています。

1|演出技術の進化LED照明はさらに小さく、明るく、色の調整も細かくなっていきます。ドローンとの同期、ARグラス、AIによる音響演出など、となりの分野の技術も入ってきています。
2|品質と安全の基準づくり今は、マシンを動かすだけの簡単な演出から、プロが照明・音響と連動させる本格的なショーまでが、同じ「ナイトバブル」と呼ばれています。安全管理の指針や、品質の目安づくりが大切になっていきます。
3|科学との結びつきシャボン玉は、膜の動き、光の干渉、洗剤の分子のしくみなど、昔から科学の研究対象です。2024年には、成層圏でのシャボン玉実験のような取り組みも行われました。
4|海外への発信アメリカやヨーロッパにもそれぞれのバブルアートがあります。和装での演出や、繊細な照明、音楽との細かな連動など、日本のナイトバブルには日本らしい工夫があり、「Japanese Night Bubble」として海外へ届けられる可能性もあると考えています。

ナイトバブルについてよくある質問

ナイトバブルとは何ですか?
夜の屋外で、LED照明・音響・バブルマシンを組み合わせ、たくさんのシャボン玉を光と音楽で演出する体験型のエンターテイメントです。シャボン玉の薄い膜で光が重なり合う「薄膜干渉」によって、シャボン玉が虹色に光って見えます。
ナイトバブルは誰でも楽しめますか?
はい。シャボン玉は、年齢や言葉、文化のちがいをこえて、誰もが小さいころにふれた体験です。小さな子どもからお年寄りまで、国籍を問わず楽しめます。ショーのあとには「認知症の母が子どものようにはしゃいでいた」という声もいただきました。
ナイトバブルとシャボン玉ショーのちがいは何ですか?
シャボン玉ショーは、昼や屋内も含めたシャボン玉のパフォーマンス全体を指します。ナイトバブルは、その中でも夜の屋外で、LED照明・音響・バブルマシンを組み合わせた演出に特化したものです。
ナイトバブルのシャボン液は、体に安全ですか?
安全基準を満たしたシャボン液を使っています。万が一、目や口に入ったときは、水で洗い流してください。当事務所の取り組みはシャボン玉液の安全性と成分でご案内しています。
ナイトバブルは、いつごろから日本で行われていますか?
2000年代はじめに代々木公園で栗坂忠雄さんが夜のシャボン玉の演出を始め、2010年代後半に、LED照明の進化とともにナイトバブルの形が整いました。2022年ごろから、商業施設や自治体のイベントとして全国に広まっています。
ナイトバブルは、天気の影響を受けますか?なぜ風に弱いのですか?
強く受けます。特に風速6m/s以上の風の中では、演出が成り立ちません。シャボン玉の膜は厚さ数百ナノメートルととても薄く、空気の流れですぐに割れてしまうためです。照明が当たる前に消えてしまい、虹色の演出も見られなくなります。雨の日も、雨粒で膜が割れるうえ、シャボン液の濃さが変わって膜が安定しなくなります。
ナイトバブルショーを頼むには、どうすればいいですか?
料金や開催の流れ、2026年の開催予定は、ナイトバブルショーのページにまとめています。お見積りは無料です。

まとめ|ナイトバブルは「夜の新しい感動」をつくるエンターテイメント

ナイトバブルは、照明と音楽とシャボン玉を組み合わせ、夜の屋外に「ふれる感動」を生み出すエンターテイメントです。19世紀ヨーロッパの大道芸に始まり、代々木公園の夜を経て、LEDとバッテリーの進化とともに、2020年代の日本で独自のジャンルへと育ってきました。子どもからお年寄りまで、国籍を問わず誰もが楽しめる、言葉のいらない体験です。生まれてまだ日の浅いジャンルですが、これからどんな夜の景色を生み出していくのか。その発展に、これからも関わっていきたいと考えています。

無料で相談・見積もり
この記事を書いた人:野村佳史(シャボン玉おじさん/バブルワークス代表) 2009年からシャボン玉パフォーマーとして活動。2022年11月26日にシャボン玉のギネス世界記録に認定(シャボン玉のギネス世界記録(14.317m))。学研公式監修者。全国の園や商業施設、自治体のイベントで公演しています。

最終更新日:2026年10月2日

シャボン玉ショーのご相談・お見積りは無料です

日にちと会場だけで大丈夫です。いちばん話しやすい方法でどうぞ。

ABOUT ME
シャボン玉おじさん
シャボン玉おじさん
プロバブルアーティスト
元海上自衛官。 2022年にシャボンのギネス世界記録「Longest garland wand部門」世界記録を達成。 学研『学研の科学 アウトドア 大シャボン玉チャレンジ』公式監修者。 令和6年に徳島大学総合科学部・佐原教授の協力のもとスペースバルーンを使用して、世界で初めて宇宙空間(成層圏)でのシャボン玉の生成に成功。その様子は令和6年6月にTBSテレビ「どうなるでSHOW」という番組にて放映されました。 多くのテレビ番組や、メディアにも出演している日本屈指のシャボン玉パフォーマーです。
Recommend
こんな記事も読まれています!
記事URLをコピーしました