サイエンスショーの出張依頼ガイド|料金相場・会場の条件・頼み先の違い(幼稚園・小学校・商業施設の雨の日イベントに)

サイエンスショーの出張依頼ガイド(屋内のサイエンスバブルショーで、シャボン玉をつくるシャボン玉おじさんと子どもたち)
シャボン玉おじさん

サイエンスショーを出張で頼むときに、いちばん迷うのは「いくらかかるのか」「うちの会場でできるのか」「どこに頼めばいいのか」の3つです。この記事では、幼稚園・保育園、小学校・PTA・子ども会、商業施設や児童館の企画担当の方に向けて、サイエンスショーの料金相場、頼み先ごとの違い、対象年齢での選び方、会場の条件のチェックリスト、依頼の時期をまとめました。後半では、シャボン玉で「目に見えない空気」を見せる屋内のサイエンスショー「サイエンスバブルショー」も紹介します。書いているのは、学研公式監修者のシャボン玉おじさんです。

この記事のポイント

  • 出張サイエンスショーの相場は、個人・小さな団体で3万〜10万円、派遣会社を通すと10万〜20万円。交通費・材料費は別のことが多い
  • 0〜2歳がいる行事は、「見る」だけでなく「さわる・入る」体験があるショーを選ぶ
  • 会場は「広さ・天井・電源・水・暗さ・床・搬入・煙感知器」の8つを先に確認すると、見積もりが早い
  • 屋内でできるサイエンスショーは、雨の日の行事や商業施設の雨の日イベントの切り札になる
サイエンスバブルショーで、シャボン玉に向かって一斉に手をのばす保育園の子どもたち
「ふしぎ!」の瞬間に、子どもたちの手が一斉に上がる。出張サイエンスショーは、会場の全員で同じ驚きを分け合えるのが魅力です

サイエンスショーとは|実験教室・工作教室との違い

サイエンスショーとは、演じ手が科学の実験を舞台で見せ、会場の全員で「ふしぎ」と「なるほど」を楽しむショーです。実験教室のように一人ひとりが手を動かすのではなく、大勢が一度に見られるのが特徴です。

形やること人数の目安向いている場面
サイエンスショー演じ手の実験を見る。代表の子が舞台に上がることもある数十〜数百人行事・集会・イベントの目玉
実験教室一人ひとり(または班)で実験する20〜30人授業・少人数の講座
工作教室材料を使って作り、持ち帰る20〜30人夏休みの自由研究・ワークショップ

行事やイベントで「全員に一度に見せたい」ならサイエンスショー、「自分の手でやってみたい」なら実験教室・工作教室を選びます。ショーのあとに体験の時間をつける形もあります。

保育園の遊戯室で、ステージ前に座った園児と先生に手を振るシャボン玉おじさん
遊戯室に全園児が集まって見るサイエンスショー。実験教室とちがい、大勢が一度に楽しめます

サイエンスショーの料金相場|頼み先ごとの違い

サイエンスショーの頼み先は、大きく4つあります。各社が公開している料金をもとに、目安をまとめました(2026年10月時点)。

頼み先料金の目安よいところ気をつけること
個人のパフォーマー・小さな団体3万〜10万円直接やりとりでき、内容の相談がしやすい。中間の手数料がない交通費・材料費が別のことが多い。遠方は宿泊費がかかる
派遣会社・イベント会社10万〜20万円出演者を複数から選べる。ほかの出し物とまとめて頼める仲介の手数料が入る。出演者と直接話せないことがある
科学館の出前講座無料〜材料費の実費費用がほとんどかからない対象が地域の学校に限られることが多い。平日のみ、申し込みの期限がある
シャボン玉おじさんのサイエンスバブルショー園 6万円〜/商業施設 15万円〜(税別)0歳から楽しめ、後半はシャボン玉の中に入る体験つき。機材は全部持ち込み小学校・児童館などは内容と人数に合わせてお見積り
頼み先ごとの料金の目安(1回)
科学館の出前講座
無料〜実費
個人・小さな団体
3万〜10万円
派遣会社
10万〜20万円
サイエンスバブルショー
園6万〜/商業施設15万〜
0円5万10万15万20万円

料金が変わる6つのこと

1出演の人数

演じ手が1人か、助手を含めて複数か。大きな会場ほど人数が増えます。

2時間と回数

1回か、午前・午後の2回か。2回目は割安になることもあります。

3平日か土日か

土日祝は依頼が集中するので、平日より高めのところがあります。

4会場の規模

体育館やホールなど大きな会場では、大型の実験道具や音響が要ります。

5交通費・宿泊費

出演者の拠点からの距離で変わります。見積もりに含まれているか確認を。

6材料費・手数料

体験の材料、派遣会社の手数料が別になっていないかを確かめます。

対象年齢で選ぶ|0〜2歳・幼児・小学生・家族連れ

サイエンスショーは、見る人の年齢で向き・不向きがはっきり分かれます。小さい子は説明を聞くより「目の前で起きること」に反応し、小学生は「なぜ?」の答えを知りたがります。

見る人楽しめるポイント選ぶときのコツ
0〜2歳色・動き・大きさ。目の前に来るもの説明より「見る・さわる・入る」が中心のもの。大きな音や暗転が少ないもの
3〜5歳「ふしぎ!」「もう1回!」。呼ばれて前に出ること子どもとのおしゃべりがあり、代表の子が参加できるもの。30分前後
小学生「なぜそうなるの?」の答え。自分でもやってみたい気持ちしくみの説明があり、家や自由研究で試せるヒントがあるもの
家族連れ(商業施設など)年齢がばらばらでも一緒に楽しめること。写真に残ること言葉がなくても分かる見た目の楽しさと、撮影できる場面があるもの

科学館の報告でも、幼児はショーへの集中が続きにくいことが課題として挙げられています。小さい子が多い行事では、ショーのあとに「さわる・入る」体験の時間があるものを選ぶと、最後まで飽きずに楽しめます。

保育園のホールで、人が入るシャボン玉を体験する子どもと、見守る子どもたち
小さい子ほど「見る」より「入る・さわる」が心に残ります。順番を待つ子も、友だちの体験を見て楽しめます

会場の条件チェックリスト|見積もりの前に確認する8つ

サイエンスショーは、会場によってできる実験が変わります。問い合わせの前に次の8つを確かめておくと、見積もりと打ち合わせがぐっと早くなります。会場の写真を1〜2枚送ると、さらに確実です。

  • 広さ舞台の広さと、観客が座る場所。最前列から舞台までの距離
  • 天井の高さ大きな道具や、高く上がる実験ができるか。照明や梁(はり)の位置
  • 電源コンセントの位置と数。使えない場合は持ち込めるか
  • 水近くに水道があるか。後片付けができるか
  • 暗さ光の実験をする場合、カーテンや暗幕で暗くできるか
  • 床水や液が落ちても大丈夫か。シートやマットを敷けるか
  • 搬入車を停める場所と、会場までの経路
  • 煙感知器スモークを使う実験がある場合は、位置を施設に確認しておく
ショッピングモールのセンターコートで、2階の通路からも観客が見守るシャボン玉ショー
商業施設のセンターコートなら、2階・3階の通路からも見られます。吹き抜けの高さは、会場選びの大きな強みです

依頼から当日までの流れと、いつまでに頼むか

  • 2〜3か月前日程・会場・人数・予算を決め、2〜3か所に問い合わせる。夏休み・クリスマス・年度末の行事は早めに
  • 1〜2か月前見積もりを比べて決定。内容・時間・対象年齢を伝え、会場の写真を送る
  • 2週間前当日の時間割、搬入の時間と経路、控室、マイク・音響を確認
  • 当日設営(会場や道具で30〜60分ほど)→ 本番 → 撤収。観客の誘導は主催側で

夏休み(7〜8月)は自由研究のイベントで、6月ごろからは雨の日の屋内イベントで、依頼が集まりやすい時期です。シャボン玉おじさんは最短2週間前からご相談を受けていますが、人気の土日は早く埋まります。

園・学校・商業施設での使い方

幼稚園・保育園雨の日の行事の目玉に

お楽しみ会・お誕生日会・雨で外遊びができない日に。遊戯室で全園児が一度に見られます。0〜2歳クラスがいる場合は、体験の時間があるものを。

小学校・PTA・子ども会学びと思い出を両方に

芸術鑑賞会、PTA行事、子ども会のお楽しみ会、夏休みの行事に。理科の「空気」や「光」に興味を持つきっかけになります。

商業施設・児童館・図書館雨の日は屋内のショーに変更できる

夏休みの自由研究イベントや、梅雨・冬の屋内イベントに。屋外のショーの代わりに、アトリウムや催事ステージで行えます。

雨の日に子どもと行きたい場所を聞いた調査(オズモール会員のママ219人、2019年)では、「商業施設やショッピングモール」が屋内のテーマパークと並んで1位でした。雨の日の屋内イベントは、商業施設にとって家族連れを呼ぶ機会になります。

シャボン玉で見せるサイエンスショー「サイエンスバブルショー」

シャボン玉おじさんのサイエンスバブルショーは、シャボン玉を使って、ふだんは目に見えない「空気」を見せる屋内のサイエンスショーです。学研公式監修者として、子どもの「ふしぎ!」に楽しいおしゃべりで答えながら進めます。

1. 見る空気が見える

スモークや風船を使って、目に見えない空気の動きを見せる

2. ふしぎ「なぜ?」に答える

「どうして虹色に見えるの?」「なぜ空中で止まるの?」に、その場で答える

3. 入るシャボン玉の中へ

最後は大きなシャボン玉の中に入って記念撮影。自分の体で確かめる

前半ショー(約30分)

普段は目に見えない「空気」がテーマです。巨大空気砲から飛び出す空気の輪、空中でぴたりと止まるシャボン玉(ホバリング)、虹色に光るシャボン玉のふしぎ。大人も「へえ!」と声が出る、科学のたねが入ったショーです。

主な演目:シャボン玉テクニック(バブルトリック)/シャボン玉のマジック/巨大空気砲のふしぎ/ホバリング現象のふしぎ

後半シャボン玉の中に入って撮影タイム(約30分)

大きなシャボン玉の中に入って、記念撮影をします。風の影響がない屋内だからこそできる体験です。1回の公演で体験できるのは約80名まで。人数が多い場合は、クラスや学年を決めて行います。

体育館で、大きなシャボン玉に包まれる3人の子どもたち
3人いっしょにシャボン玉の中へ
大きなシャボン玉の中で笑う2人の子どもと、フラフープを引き上げるシャボン玉おじさん
輪を引き上げると、子どもがすっぽり包まれる

後半は、大きなシャボン玉の中に入る体験。風のない屋内だからできる、サイエンスショーの締めくくりです。

項目サイエンスバブルショーの場合
時間合計 約60分(ショー約30分+シャボン玉の中に入る撮影約30分)
会場遊戯室・体育館・ホール・商業施設のアトリウムや催事ステージ
広さ横4m×奥行3m〜
対象0歳から大人まで。言葉がなくても楽しめます
電源・水道不要。音響も水も持ち込みます
床吸水マットを敷くので、床や壁を汚しません
安全おもちゃの安全基準(ST基準)に合わせ、界面活性剤濃度3.0%以下の液を使用。賠償責任保険に加入
料金保育園・幼稚園 6万円〜/商業施設 15万円〜(税別)。小学校・児童館・図書館などは内容と人数に合わせてお見積り
ご予約最短2週間前から。お見積りは無料です

晴れた日の屋外では、風を生かした「ダイナミックシャボン玉ショー」になります。屋外で予定していても、雨の日は屋内のサイエンスバブルショーへの変更も承ります。

サイエンスバブルショーを頼むなら

日にち・会場・人数だけで、無料でお見積りします。園の行事、学校・子ども会のお楽しみ会、商業施設の雨の日イベントに、全国へ出張します。

サイエンスショーの出張依頼|よくある質問

出張サイエンスショーの料金はいくらですか?

個人のパフォーマーや小さな団体なら3万〜10万円、派遣会社を通すと10万〜20万円が目安です。交通費・材料費・手数料が別になっていることが多いので、見積もりに何が含まれるかを確認してください。シャボン玉おじさんのサイエンスバブルショーは、保育園・幼稚園6万円〜、商業施設15万円〜(税別)です。

何歳から楽しめますか?

内容によります。説明が中心のショーは小学生向けですが、見た目で楽しめる実験や、さわる・入る体験があるショーなら0歳から楽しめます。サイエンスバブルショーは0歳から大人まで一緒に見られます。

どのくらいの広さが必要ですか?

実験の内容で変わりますが、演じ手の舞台に加えて観客が座る場所が必要です。サイエンスバブルショーは、横4m×奥行3mの舞台から行えます。会場の写真を送ると、できるかどうかをすぐに判断できます。

雨の日でもできますか?

屋内で行うサイエンスショーなら、天気に関係なくできます。屋外の行事を予定している場合も、雨の日に屋内のサイエンスショーへ切り替えておけば、中止にせずに済みます。

1回で何人まで見られますか?

ショーを見るだけなら、会場に入れる人数まで見られることが多いです。サイエンスバブルショーで、シャボン玉の中に入る撮影の体験ができるのは1回約80名までで、人数が多い場合はクラスや学年を決めて行います。

夏休みの自由研究につながりますか?

つながります。サイエンスショーで見た「ふしぎ」を、家で確かめることが自由研究の出発点になります。シャボン玉なら、液の作り方や割れにくいシャボン玉の実験が、家にあるもので試せます。

まとめ|サイエンスショーは「誰が見るか」と「会場」で選ぶ

出張サイエンスショーの相場は、個人・小さな団体で3万〜10万円、派遣会社を通すと10万〜20万円です。選ぶときは、まず見る人の年齢を決め、小さい子がいるなら「さわる・入る」体験があるものを。問い合わせの前に、広さ・天井・電源・水・暗さ・床・搬入・煙感知器の8つを確かめ、会場の写真を用意しておくと話が早く進みます。屋内でできるサイエンスショーは、雨の日の行事や商業施設のイベントでも行える目玉になります。

この記事を書いた人

シャボン玉おじさん(野村佳史)のプロフィール写真

シャボン玉おじさん(野村佳史)

シャボン玉アーティスト/シャボン玉おじさん事務所 代表(兵庫県姫路市)

2009年からシャボン玉をとばし続け、保育園・幼稚園、商業施設、お祭りなど全国600施設以上で公演。学研公式監修者として、シャボン玉で科学のふしぎを伝えています。

あわせて読みたい

公開:2026年10月21日

シャボン玉ショーのご相談・お見積りは無料です

日にちと会場だけで大丈夫です。いちばん話しやすい方法でどうぞ。

ABOUT ME
シャボン玉おじさん
シャボン玉おじさん
プロバブルアーティスト
元海上自衛官。 2022年にシャボンのギネス世界記録「Longest garland wand部門」世界記録を達成。 学研『学研の科学 アウトドア 大シャボン玉チャレンジ』公式監修者。 令和6年に徳島大学総合科学部・佐原教授の協力のもとスペースバルーンを使用して、世界で初めて宇宙空間(成層圏)でのシャボン玉の生成に成功。その様子は令和6年6月にTBSテレビ「どうなるでSHOW」という番組にて放映されました。 多くのテレビ番組や、メディアにも出演している日本屈指のシャボン玉パフォーマーです。
Recommend
こんな記事も読まれています!
記事URLをコピーしました