シャボン玉チーム「AWABITO」とは|新潟発・ナイトバブルを世界へ届けるパフォーマンス集団の歩み

この記事は、新潟のシャボン玉パフォーマンス集団「AWABITO」からの寄稿です。シャボン玉おじさん(バブルワークス)と交流のある仲間として、その歩みを紹介します。

新潟を拠点に活動するバブルパフォーマンス集団「AWABITO(あわびと)」は、シャボン玉による空間演出を日本、そして世界へ届けている。代表のSOUと副代表のMADOKAを中心に、約10名のパフォーマーが所属。地域を超え、世代を超えて、シャボン玉で笑顔をつなぐ活動を続けている。
| 名前 | AWABITO(あわびと)。2023年12月に「泡人」から改名 |
|---|---|
| 拠点 | 新潟県 |
| 代表 | SOU(副代表:MADOKA) |
| メンバー | 約10名。子育てをしながら活動するママパフォーマーも在籍 |
| 得意とする演出 | ナイトバブル(照明と音楽に合わせた夜のシャボン玉演出) |
| 主な出演 | 北海道エスコンフィールド(ファナティクス・ジャパン主催)、東京ドームシティ(博展)、Teva、Amazon ほか |
| 公式 | Instagram/公式ホームページ |
AWABITOのあゆみ
図:AWABITOのこれまで
目次
偶然の出会いから始まった物語
その始まりは、新潟の海岸での”運命の出会い”だった。
当時、会社員として働いていたSOUは、休日になると息子を連れて自然へ出かけるアウトドア好きの父親だった。「子どもたちと本当に心から楽しめるものは何だろう」──そう考えていたある日、近所の海岸で「新潟のシャボン玉おじさん」と呼ばれていたカズさんに出会う。
カズさんが作り出す無数のシャボン玉に子どもたちは歓声を上げ、大人たちはその光景を笑顔で見守っていた。シャボン玉に包まれたその空間は、まるで魔法のようで、その瞬間、SOUの心に”人を笑顔にするシャボン玉が持つ力”が刻まれた。こうして、AWABITOの原点となる活動が静かに動き始めた。

趣味から使命へ──「プロとしてやれよ」の一言
SOUは、あの時感じた笑顔で満たされた空間を自らの手で体現したいと、毎週のようにシャボン玉液の配合を試し、風向きを読み、道具の研究を重ねた。やがてその姿に人が集まり、拍手や「ありがとう」の言葉をもらうようになる。いつしか人々から「シャボン玉おじさん」と呼ばれるようになった。
転機は、あるイベントでの友人の一言だった。
「お金をもらっている以上、お前はプロなんだから、責任を持ってやれ。」
その言葉に胸を打たれたSOUは、2019年、会社員を辞め、シャボン玉を本業とする決意を固めた。──シャボン玉で生きていく。それがSOUの新しい人生のはじまりだった。

光と音に魅せられて
SOUの活動の原点には、もうひとつの体験がある。23歳のときに初めて訪れたディズニーランド。音響、照明、炎を使った演出──人々を圧倒するそのエンターテインメントに、心を奪われた。それ以来、音楽や光の世界に惹かれ、DJやVJの活動も経験。その経験が、現在の「ナイトバブル」演出の感性のルーツとなっている。
泡人からAWABITOへ──新たな挑戦
「泡人(あわびと)」としての活動は、順調な道ばかりではなかった。シャボン玉を”仕事”にする前例はなく、理解されないことも多かった。そして2020年、コロナ禍が訪れる。「人が集まってはいけない」という状況から、活動をすることは当然できなかった。
それでもSOUは、希望を捨てずにいた。そんなとき、一人の女性が声をかけた。それが現・副代表のMADOKAだった。
「こんな素晴らしいものを、世に広めないでどうするの? 本気でやろう。」
その言葉に背中を押され、ふたりは新たな戦略を立てた。──新潟から全国へ。全国から世界へ。そして2023年12月、「泡人」から「AWABITO」へと屋号を変更。英語圏の人々にも親しんでもらえるよう、ローマ字表記にした。

AWABITOの活動
現在、AWABITOはSOUを中心に約10名のメンバーで活動している。イベント出演だけでなく、保育・福祉・アートなど多方面に関わりながら、”シャボン玉で人をつなぐ”体験型エンターテインメントを展開している。
中でも特に注力しているのが「ナイトバブル」。照明と音楽が融合し、夜空に無数のシャボン玉が舞う幻想的な空間を生み出す。これまでに、北海道エスコンフィールド(ファナティクス・ジャパン主催)、東京ドームシティ(博展)、Teva、Amazonなど、全国各地で多くの観客を魅了してきた。
会場に合わせて柔軟に対応するスタイル。
「光」「音」「シャボン玉」の世界を、メンバー同士が”相互成長”を大切にしながら創り上げる。
「NATSU」「25」「TOMOKA」「SUNNY」など、子育てをしながら活躍するメンバーが在籍。
照明と音楽で、夜空に無数のシャボン玉を舞わせる。
図:AWABITOの活動の特徴
100年後も変わらない感動を──世界へ「ナイトバブル」を
AWABITOには、世界の人々に「ナイトバブル」を届けたいという大きな夢がある。シャボン玉がもたらす感動は、国も文化も、言葉さえも超えて伝わる。その儚くも美しいきらめきは、100年先の未来にも変わらない”普遍の美しさ”として、人々の心に残ると信じている。
日常の中で、光に照らされて舞い上がるシャボン玉を見た瞬間、人はふっと心を軽くし、笑顔を取り戻す。その「一瞬の感動」を、私たちは世界中の人々と分かち合いたい。「ナイトバブル」は、その想いを形にしたAWABITOの象徴。光と音とシャボン玉が融合し、夜空を彩るこの演出を、アジア、ヨーロッパ、アメリカ──そして世界のどこへでも届けていきたい。
ワクワクの連鎖が、世界を笑顔にする
シャボン玉が空に舞う瞬間、心の奥に眠っていた”ワクワク”や”懐かしさ”が蘇る。その感情の連鎖こそが、人と人をつなぎ、国境を越えて笑顔を生む力になる。AWABITOは、その”心が動く瞬間”を世界中に広げていくことを使命としている。
おわりに
“好きなことを仕事にする”──それは決して簡単なことではない。けれど、だからこそ価値がある。私たちはこれからも、しゃぼん玉のように儚く、美しく、そして確かに心に残る瞬間を、世界のあらゆる場所で届けていきたい。
AWABITO 高井
- AWABITO公式インスタグラム:instagram.com/awabito_official
- AWABITO公式ホームページ:awabito-official.studio.site
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