シャボン玉おじさんの正体は。
シャボン玉おじさん
シャボン玉おじさん(本名:野村佳史)は、日本のプロバブルアーティストであり、ギネス世界記録保持者、そして大道芸人です。山口県出身で、子どもの頃から大道芸に憧れ、言葉がなくても誰にでも伝わる魅力に心を奪われました。
2009年より趣味として「シャボン玉おじさん」と名乗り、活動を開始しました。国家公務員として働きながら、余暇を利用して全国800か所以上の児童施設でシャボン玉や手品などを披露し、楽しみながらその技術を磨いてきました。
2022年11月26日には、ボランティア17人の支援を受け、シャボン玉を飛ばす複数の輪を連ねたひもの長さを競う「ロンゲスト ガーランドワンド」部門のギネス世界記録に挑戦し、成功しました。その後、2023年2月7日に、従前のひもの最長記録を1.7m上回る14.317mが新たなギネス世界記録として公式に認定されました。
認定までにはギネス本社とのやり取りが何度かあり様々な質疑応答がありました。
2023年3月末には、国家公務員を早期退職し、兵庫県姫路市へ移住しました。これまで、千葉、徳島、山口などに住んでいたことがあります。現在は、バブルエンターテインメント・キッズエンターテイメントを本業とする個人事業主としてプロパフォーマー活動を行っています。
シャボン玉おじさんのパフォーマンスは、その美しいシャボン玉の世界をさらに引き立てるための独自の技術と芸術を組み合わせ、まさに不思議な世界を創造し、人々を魅了し続けています。その活動は、日本全国の幼稚園や保育園、小学校、商業施設、テーマパーク、各種イベントなどで年間200以上のステージに出演しています。
シャボン玉おじさんの活動は、大人から子供たちまで、笑顔と幸せを追求する姿勢が観客の心に深い感動を与えています。
上記は実際にギネス世界記録として認められた映像証拠になったものです。場所は徳島県の松茂公園で地域の皆様のご協力でたくさんの数のシャボン玉を出すことに成功しました。
70個のループがある大きな道具。その全てからシャボン玉が射出されること、そしてその様子を映像と写真2つの媒体で記録する必要がありました。
今では良い思い出となっています。
世界初…宇宙空間でシャボン玉の生成に成功
令和6年6月10日放送のTBS「どうなるでSHOW」という番組内で宇宙空間でのシャボン玉生成にチャレンジするという企画がありました。
宇宙の入り口成層圏(高度地上30000m)でシャボン玉を生成できるシャボン玉液を開発して欲しいというご依頼を(株)学研様及びTBS番組サイドから頂き、そこから成層圏に関する様々な資料をかき集める作業を開始しました。
調べた結果、主な課題・問題点は2つ。
1つ目はシャボン玉を生成する高度は気温が-50℃~-70℃であること。
2つ目は成層圏に空気がなく、シャボン玉の中に吹き込んだガスが爆発的に拡張しシャボン玉が割れてしまうこと。
不凍液と呼ばれる液体で最も適切なものを探し出す必要があり、そのなかでプロピレングリコールという成分がシャボン玉の生成に絶対不可欠な界面活性剤との相性が良いということを発見しました。
これをベースにしたシャボン玉液の開発に着手しましたが大きな問題が…。
-50℃~-70℃という環境では必要不可欠である界面活性剤の成分自体が凍結してしまうということに気づき界面活性剤を極力排除したシャボン玉液を作成する必要があったのです。
結論…私の作成した「宇宙専用シャボン玉液」の正体はプロピレングリコール98%以上に極めて純粋な界面活性剤成分を少量だけ添付したものとなりました。界面活性剤やポリマー(増粘剤)を増やせばシャボン玉液の性能や強度は上がるが、凍結可能性が飛躍的に上昇するというジレンマの中…。
「絶対に凍結しないが、極めてシャボン玉が出来にくいシャボン玉を提供する」というのが私の導き出した出した最適解でした。凍結してしまえば100%この実験は失敗してしまう訳ですから。
2つ目の課題の爆発的に拡張するガス…この問題は私では対処不可能でした。
ただ極めて弱い微力な出力でガスを噴出したとき、ガス拡張の力がシャボン膜を破らず、シャボン玉を形成し、その形を一瞬でもキープする可能性はゼロではないと一縷の望みをかけていました。
結果はガスボンベが空になったその直後、奇跡的にガスの膨張速度が緩まったタイミングがあり、そのタイミングでシャボン玉膜が形成され豆粒サイズのシャボン玉が何個か生成できたという結末でした。
この実験の検証チームとして参加して下さいました徳島大学の佐原理氏は、素晴らしい実験装置を開発して頂き、見事世界初となる宇宙空間でのシャボン玉生成に成功することが出来ました。番組サイドのお話によるとシャボン玉専用スペースバルーンの製作費約600万円だったそうです。番組内で佐原教授もおっしゃっておりますが今回成功したのは本当に奇跡だったと思います。
この宇宙空間でのシャボン玉実験はNASAも今までに実証実績がなく、世界で初めての映像を見ることができ、感動したと佐原教授にもコメントをいただきました。
本当にプロバブルアーティスト冥利につきる素晴らしい体験でした。
検証にご協力いただいた関係者の皆様、そして番組を見てくださった皆様本当にありがとうございました。
シャボン玉おじさんのSNS
活動の当初はSNSの情報発信から認知されるようになり広がりを見せました。
特に活動初期に趣味でシャボン玉を飛ばしていた千葉県北条海岸や山口県虹ケ浜海水浴場のお写真が認知拡大のきっかけとなりました。
シャボン玉を通して広がる出会いが楽しく、たくさんのカメラマン様が集まってくれるようになりました。
写真展に掲載されるような素晴らしいお写真を撮影していただいたことが心に残る思い出になっております。
現在は兵庫県姫路市を拠点に活動を行っております。
またシャボン玉おじさんは日本各地で様々な方が活動されており神戸、三重、新潟、京都、山口、宮崎、東京、愛知などおられます。
シャボン玉おじさんの紹介
シャボン玉おじさんは、全国で大人気のシャボン玉パフォーマーです。彼のショーは、保育園や幼稚園のイベントで特に人気です。以下に、シャボン玉おじさんの魅力を紹介します。
シャボン玉おじさんのパフォーマンスは、子どもから大人まで楽しめる内容になっています。彼のショーは、単なるシャボン玉遊びではなく、科学的な要素を取り入れたコンテンツも含まれています。例えば、シャボン玉の水と液の性質についての説明や、現場での実験など、教育的な要素が満載です。
パフォーマンス内容
東京や大阪や全国のイオンなどの大規模な商業施設でもパフォーマンスを行っています。シャボン玉おじさんのショーは、どんな場所でも人気です。特に、教育機関のイベントでも注目されています。
シャボン玉おじさんは、テレビや雑誌でも多く取り上げられています。特集記事やインタビューで彼のショーの魅力が紹介されています。
シャボン玉おじさんのショーは、日本の文化にも深く根付いています。伝統的な遊びとしてのシャボン玉を現代風にアレンジし、新しいエンターテインメントとして提供しています。